アイクポッドの初期からのファンであり熱心なコレクターであるクリスチャン・ルイ=コルは、伝説を復活させるという使命感を持って、このブランドとそのデザインの権利を買い取りました。
彼が初めてアイクポッドに出会ったのは25歳のとき。見た瞬間、そのデザインに一目惚れしました。
ただ残念ながら当時の彼には高価すぎて手が届かなかったのです。そして今、時計をつくる側となり強く思ったのは、この素晴らしいブランドをみんなの手の届く価格でリローンチし、多くの人に手にしてもらいたいということでした。
新生アイクポッドはクラウドファンディングで新モデル、デュオポッドとクロノポッドを発表世界中の700人以上のバイヤー(以前からのファンも、新しい時計愛好家も)支持されました。
手に入れやすい価格を実現できた秘密は、ムーブメントをスイス製機械式から日本製クォーツムーブメントに変更したことに加え、長い時計業界で築いたコネクションを使い、高い品質の中国製のケース、台湾製の文字盤と針を採用し、また人件費の高いスイスでの組立てではなく、香港での組立て変えた点にあります。
新生アイクポッドの文字盤デザインを担当したのは、オーデマ・ピゲの初代ロイヤルオーク オフショアなどを手がけたエマニュエル=ギョエ氏。
マーク・ニューソンの美しい意匠を受け継ぎながらもより現代的な時計に仕上げていきます。
その結果、アイコニックなアイクポッドの外観とモダンな時計製造デザインが融合することになりました。
新生アイクポッドはクラシックコレクターと今日の時計ファンの両方にアピールする外観です。
2024年、30周年という新たなマイルストーンを迎えたアイクポッド。
2019年のブランド休眠からの復活以降、注目すべきモデルを次々と発表しています。
2020年に機械式モデル復活を遂げた「MEGAPOD」
2023年にはブランド復活後、待望のスイスメイドの機械式モデル「SKYPOD」を発売し、時計ファンやコレクターの間で再びその存在感を示しました。
そして30周年という記念すべき年、再びスイスメイドのIKEPODが帰ってきました。
「HOROPOD(ホロポッド)」と名付けられたこの時計は、ブランドの歴史に新たな一章を刻みます。
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